ひたすら、テレビゲームをする。

テレビゲームをする。貧弱一般人。日記。感想。twitterとか顔本だと長すぎてスレ汚しになるようなゴミ。書き散らせ。いくらでも。

ミスタラ英雄戦記について

 PS3のフリプに過去に来ていたダンジョンズアンドドラゴンズミスタラ英雄戦記。そして同じくフリプにきていたヴァンパイアリザレクション。まあ、ヴァンパイアの方はxbox360版を既に持っていたわけだが。

 これらはps4では発売していない。そして、ps4には別の新しいソフトが発売されている(フリプではない)。カプコンベルトアクションコレクション及びストリートファイター30thアニバーサリーコレクション?的な奴である。名前はうろおぼえ。

 そんでだ。この、ベルトスクロールゲーではミスタラVSベルコレ、格ゲーではリザレクvsストコレという構図なわけだが。結論はベルト、格ゲーともにps3組の勝ちである(個人の感想)。

 量。ミスタラは2つのソフト(dd1,dd2)が入っていて、ベルコレは6つ?(ナイツオブラウンド、キングオブドラゴン、ファイナルファイト、ギアなんちゃら、天地食らう、あとなにか(雑))。ベルスクの方が一見いい。リザレクは2つ(ハンター、セイヴァー)、ストコレは4つ(2,スーパー2,zero3,3の3rd)。これもストコレの方が多く、今のところps4勢のほうが良いという事になる。量はベルスク、格ゲーともにps4の方がよい!

 しかし、罠である。次、質。まず、ベルスクから。ミスタラのdd1,dd2というのはベルコレに入ってる殆どのソフトより後である。そんで、クオリティというかボリュームが明らかに上がっている。重厚長大化してる。難易度的にはスグ死にやすくなっているが、家庭用なので別に一生やり直せるわけだし無限にコンティニューできる。難易度を低めることもできるので問題なし。世界観的には、色々入ってるベルコレに対し、ddの世界観だけのミスタラだが、むしろddだけの方が統一感あっていい!それに、ベルコレのキングオブドラゴンはddに類似した世界観だし、ゲーム的にはddの進化前的な感じだ。その後、ナイツオブラウンドっていうのも比較的似ていて、最終形態がddだ。rpg的な雰囲気をかもし出してるのはddだけだしな。さらにdd(特にdd2)にはコマンド入力やガード入力があって、操作感やキャラの動きなど、格ゲーとの繋がりをかもし出しているが、キングオブドラゴン時代にはあまりない。ナイツオブラウンドもだ。このころから緊急回避行動だけはあったのな。また、ストリートファイターシリーズにもキャラ等がちょくちょく顔を出してくる元凶のファイナルファイトだが、これは実はコマンド入力とかなくてガードもない。格ゲー的アクションが楽しめるのはddか天地食らう、だろうな。天地は世界観がダサいのでどーでもいいし。よって、質はddの勝利。

 次に、格ゲーの比較。リザレクに入ってるヴァンパイアというのは、そもそもストリートファイター以外のキャラの格ゲーを作るというアレで作られたもんで。後から作られたうえに、蛇足的なモンではなく、かなり金がかかってるっぽい。よって、やればわかるが大抵のストリートファイターよりクオリティは上である。ただし3の3rdだけはヴァンパイアより後なんだよな。とはいえ大体同じ時期っぽいので誤差。とにかくヴァンパイアは金がかかってる。まあ、ストコレが悪いわけではないんだが。収録されてる4つとも面白いし。ただ、このストリートファイター的な気持ちいい操作感はヴァンパイアシリーズにも全然あるのでどっちでもいいわけで。

 世界観。上でも書いたが、ベルスクの方は、ベルコレの雑多な世界観(とくにキャプコマとギア、天地食らう)はダサい。ベルトスクロール暴力ゲーである。それに対し、ddはイイ!ddつまり指輪物語的中世風ハイファンタジーRPG。気持ちいい~。

 次に格ゲーのほうであるが、ストリートファイターシリーズというのは現代が舞台で、街中で暴力沙汰を起こすアレだ。リュウという格闘のエキスパートは、腕試しのために街中に居るやばそうな連中(コーディなど)に意図的にちょっかいを吹っかけて喧嘩の場を作っているような奴だ。下手したら殺されるか後遺症を負わされるだろうが、それすら気にしてないらしい野蛮人。そういう場では普段練習している格闘技など使わないのだろう(その結果が殺意の波動)。さらに腕が伸びて火を吹く奴が居たり、前進緑色で放電したり、髪の毛を飛ばしてくる軍人、空を飛ぶ軍人、ザンギエフなど各国のステロタイプが極まったようなゲテモノぞろいだ。とてもむさ苦しい。一方ヴァンパイアというのは、出てくるキャラが全員モンスターだ。このモンスターというのは一応1930年代あたりのドラキュラ等の映画に登場したであろうクラシックモンスターという奴だ。まあこのドラキュラだのフランケンシュタインの怪物だのは元は小説なのだが、映画となったものが特に有名になったのだろう。そういやここらへんのクラシックモンスターをまとめて1作ずつ登場させようという映画シリーズ「ダークユニバース」のプロジェクトはどうなったんだろう。まあ、マミーが糞過ぎたので終わったんだろうな()。そんで、ヴァンパイアではこういうクラシックモンスターたちをまとめてダークストーカーズという。とても良い。現代が舞台でむさ苦しく暴力的なおっさん達の殴り合い=ストリートファイターと、闇の幻想的な世界の中、モンスターたちが戦う=ヴァンパイアどちらがいいだろうか。ヴァンパイアなんだよなぁ。そういや、以前は、ヴァンパイアは新作が出るわけないのでせめてスト4だのスト5だのにヴァンパイアのキャラが来ないのかなとか思っていたが、今考えるとストとヴァンパイアのキャラは同時空に混ぜてはいけない(ナムカプ、クロスゾーン等は除く)。ヴァンパイアが汗まみれに汚れる。まあ、例えばsnkの節操なさそうなコラボとかを見てると、それぐらいどうでもいいのかもしれないが、snkのキャラとか格ゲー限らず元々ケバイし、テンセントになってからはさらに雑に扱われてそうだし。しかしラストリゾートとかは割と好きなんだよなぁ。まあ、ゲームバランスはやっぱりアレなんだが。そういうわけなので、世界観はヴァンパイア及びミスタラの勝利。

 よって、

量:ベルスク、格ゲーともにps4側の勝利。

質:ベルスク、格ゲーともにps3側の勝利。

世界観:ベルスク、格ゲーともにps3側の勝利。

となり、2vs1でps3側の勝利。まあ、質と世界観が合わなかったら量とか意味ないので普通にps3側が圧勝やな。

 

 ベルスクの重要性。

格ゲー自体に突入する前に、ベルスクというものがあった事をプレイして感じておく必要がある。何故か。格ゲーは良く見るとたった2体のキャラが横向きに向かい合って立っているだけ。とても不自然。異様。横を向いていることから、2D横スクゲーの派生系であることはわかるが、マリオ、ソニック、ドラキュラ等を見るに、敵が沢山居るしギミック、足場等も色々凝っている。それが、格ゲーとなると敵はたった1体しかいないし、足場も真っ平らで何のギミックもない。そこで、2D横スクゲーと格ゲーの中間(というか横並び?)に入るのがベルスクだ。ジャンプ系の横スクアクションより暴力に特化している。更に具体的には、ファイナルファイトからストリートファイターに移行したという部分が重要だ。そういうわけなんで、格ゲーの不自然さに至るまでの流れをベルスク及び横スクで感じておけば、不自然でなくなり、心穏やかに遊べる。

 そういや。

ドラゴンズクラウンプロというのをちまちまとやっていた。まだオンラインモードは解禁されていないようだが、どうせ人はいないだろう。そんで、このゲームも一応協力可能なベルトスクロールゲーである。世界観も意図的にddを想起させるようにしてあるっぽい。ただ、レベリングやファーミング的なrpg的要素が増え、とてもよい。そんで、アクションの感触だが、我々の思い浮かべる、dd的、スト的な感触とは違う。そこは権利的なアレがあるんだろう。朧村正オーディンスフィアに近い。前後左右に移動できる朧村正だ。グラのテイストも、朧やオーディンスフィア、新作では十三騎兵防衛圏?があるはずだが、アレ系だ。とても良い。特に世界観的には、オーディンスフィアが近いだろう。朧は和風のファンタジー、江戸時代に魑魅魍魎が跋扈していたという設定。オーディンスフィア北欧神話。十三騎兵?はSFで、アクションではなくアドベンチャーらしい。楽しみではあったんだが、高すぎて買ってない。ddとかそういう指輪物語的な奴というのは北欧神話関連から取ってきた要素が多い。

 戻るが。

ベルトスクロールコレクション、スト30thコレ、ddミスタラ英雄戦記、ヴァンパイアリザレクこの4天王である。アーケードスティックを持っているならそれでやった方が雰囲気が出る。格ゲーはもちろんだが、ベルトスクロール暴力ゲーもレバーがよく合う。自キャラがrootsしたときなどは、レバガチャで振りほどけというアイコンが出てくる。やはりレバーである。

ボタン配置は

abc

d

である。

このとき、aがアタック、bがジャンプ。ddに関しては、cがアイテム選択でdがアイテム使用にしとけばいいのでは(元はdd1とdd2で逆らしいので好きなほうで)。

格ゲーでは対戦し、ベルスクでは協力ができるから気分に応じてどちらも楽しめる。四天王は4作ともオンライン対戦できるのでとても良い。とても良い。