ひたすら、テレビゲームをする。

テレビゲームをする。貧弱一般人。日記。感想。twitterとか顔本だと長すぎてスレ汚しになるようなゴミ。書き散らせ。いくらでも。

アニメ劇中にて極悪なキャラクター第3位

第3位

魔女の宅急便」の「トンボ」。

中学生の分際にて、自転車を飛べるように改造してしまうエリート。しかも独力、独学にて、学業、バイトなどで忙しい中、片手間の趣味として完成させてしまう。エンジンやモーターは使わず、漕ぐだけで前進しながら離陸もできる。基本的にはたった独りで製作しているが、厳しい部分は深き友情の快活な仲間たちが駆けつけ、何の見返りもなく手伝ってくれる人望に厚い男。それでいて、独りで飛行機自転車を完成させたことについて、全く鼻にかけていない。飛行機自転車を発明、製作したという快挙がありながら、上から目線という事がなく、主人公キキ等を初め他人、知人等を全員平等に扱い、時には自ら下でに出て道化と化す胆力も持つがいやらしさは全くない。善人の塊のような男。そして最後には美少女かつ魔女で善人のキキとも仲良くなり、これでもかというほどの高みへと至る。こうなるともう「後はお前もう死ぬしかないじゃん」となる。史上最低の凶悪キャラクターここに極まる。

 

第2位

雲の向こう約束の場所」の主人公。

こいつは高校生の分際にして、友人とたった二人で、コンピュータ制御つきのレシプロ機を、鉄くずの材料しかない状態から作り上げてしまう。しかも、学業の傍ら、”趣味”として作り上げてしまう。成功作品で、ちゃんと飛行する。その上、住んでいる場所が北海道だからなのか、学校が終わった後は毎日スケート三昧で、めちゃめちゃ上手い。飛行機をともに作るほどの気のよい親友がいるうえ、美人のヒロインとも仲がよく、もう見ていられない。「お前、もうお前がこの映画がエンディングを迎えるまでに何らかの形の”死”を迎えなかったら俺が殺してやるよ」となる。ちなみに、この男は劇中最期まで生き延びた。とんでもない面の皮の厚さである。

 

第1位

「崖の上のぽにょ」の主人公「そうすけ」。

この「そうすけ」はたった5歳にして膨大な知識を有する。まず「そうすけ」は、5歳なのに自分の飯は自分で調理し、用意する。母親の分まで用意する。この際に使用する”プロパンガス”に対する知見も深い。また、5歳なのにおもちゃの蒸気船の進む科学的仕組みを理解している上、後半、魔法でそれが大きくなった際に自分で操縦してしまっている、5歳なのに。また、父とはモールス信号で会話する。後半、魔法にて古生代~中生代甲殻類が登場した際に、秒で名前を言い当ててしまう。これは恐竜ではない、それより以前の、イクチオステガだとかユーステノプテロン的な地味な奴だ。それなのに!5歳なのに!これは、映画版ジュラシックパークのティムが、突然現れた現物の恐竜の名前を言い当てるのに数秒の逡巡を要したのと対照的だ。あの、自他共に認める恐竜オタクのティムでさえ思い出すのに時間がかかったのに!ティムの時は”ガリミムス”という比較的メジャーな恐竜だったのに!当然、古生物学者のグラント博士ははなからこたえる気はなかった。彼は恐竜の研究をしているといっても、専門外の恐竜のことは知らず、しかも生きている恐竜はなおさら知らないのだ。それなのに、そうすけ、おまえなんなんだ。何者なんだよ。もしアノマロカリス(仮名)が魔法で召喚されたサーバントだったら、一瞬で真名を知られて絶望してるんだぞ。それほどの知識を有し、行動力もあるのにその事を全く鼻にかけず、他人や初対面のぽにょにも優しい、人徳の鏡である。余りのオーラに完全に圧倒され、恐怖で縛り付けられ映像に目を向ける勇気もわいてこない。

もし"そうすけ"が、テクモの「零」に参戦していたら開幕メテオナックルで"虚"に叩き落してるわ。