ひたすら、テレビゲームをする。

テレビゲームをする。貧弱一般人。日記。感想。twitterとか顔本だと長すぎてスレ汚しになるようなゴミ。書き散らせ。いくらでも。

gt6にて

gt6の遊び方は前回書いた。

ここで、gt6で車を運転している主人公が、「自分を野原ひろしだと思い込んでいる暗殺者」だと仮定した。このとき、この暗殺者はどういうキャラなのか。

これは第一、焼け野原ひろし、ではない。焼け野原ひろしというのは、野原ひろしの役の人が演じている他のアニメ等の悪役キャラクターのイメージの集合体、だと思うが、それではない。特に、これはフォトリアル系ゲームゆえ、アニメは微妙に違う感じがする。次に、有名ゲームであるアーマードコアエースコンバット(どっちも"AC"で、3Dの戦闘機体を操る共通点)の敵キャラ、焼け野原ひろしなのでは、という疑問に対し、明確にノー。あれらは、敵キャラであり、主人公とはどうしても別となってしまう。あちらは本物の野原ひろしであり、こちらが野原ひろしだと思い込んでいる一般人、という対立の仕方もあるが、こうなるとメタ的である。あくまで、自身が本物の野原ひろしであり、ひろしでないただの思い込みの一般人の部分もあり、精神異常者の殺し屋という部分も合わせ持つのである。そうなると「野原ひろしごっこ」はACやACでは出来ない。唯一できるのがgt6である。幸い、gt6は主人公も敵もしゃべらず、明確なストーリーもない。よってこちらが勝手に世界観をアレンジすることが出来る。これがacやacとなると、自分は末法めいた未来世界の傭兵であり~とか固定されてしまう。

イメージとしては、ハリウッド映画のようなカーチェイスである。つまり、007である。007はイギリス映画なのでハリウッドではないが、まあ似たようなもんだ。この007は昔のチープな007ではない。最近の、ピアースブロスナンかダニエルクレイブ?とかの奴だ。特に、ピカースブロスナソシリーズはゲームでもゴールデンアイレア社&任天堂のゲームとして有名であり、世界一売れたコンソール向けFPSという事になっていた(ハドソンのマッドセクタが出るまでは)。その後も他社からいくつかの007ゲームが出続け、それはFPSに限らない。また、グレイブシリーズからは「慰めの報酬」がCSにマルチで発売されたFPSとして有名である。初代スマブラ拳では、スマブラに参戦して欲しいキャラランキングの上位に位置づけられていた。現在の最新作スマブラSPに登場するキャラクターたちは、当然別のゲームから転移してきたキャラ(のフィギュアから漏れ出てきたイメージ)なのだが、キャラの今までの全作品のイメージが統合された状態、だという。つまり007がもし参戦したなら、ショーンコネリーの頭部に、左手の先端にロジャーの頭部、右手がピアースの顔で股間にグレイブがいる、という風になってしまう。さらに、主力攻撃はB技のワルサーppkにてピカチュウカービィの脳天を貫くことになる。銃が得意なスネークすらそういうことになっていないんだから、適度にスマブラ風にアレンジされるって?仮にスプセルの主人公やアサクリのエツィオのようなキャラが参戦したからといって、血は出ないだろうけれど、007は明確に殺しのライセンスを持つ男だからな。別なもので例えれば、モータルコンバットのキャラが参戦したというのにフェイタリティなしなぐらい中途半端だ。だから、彼は参戦せず、代わりに自分の事を野原ひろしだと思い込んでいる一般人がgtに参戦する。その際、カーチェイスは007のようなイメージであり、ワイルドスピードではない。ワイルドスピードシリーズも、殺すか殺されるかのような破天荒な世界ながらも、カーチェイス重視で、なんでもかんでも破壊せず律儀に走っている部分もある。しかしこれの設定だとニードフォースピードやブラーレーサー、バーンアウト、ダートショーダウン等の世界観に近く、野原ひろしではない。ステロイドをキメたスキンヘッドがオラつきながらぶっ飛ばすのではない。スーツに身を包み、高級腕時計をした鼻持ちならないオッサンが、ラグジュアリーカーに乗り込み、ドリフトではなくグリップ走行で敵車を引き離す。これ。実際は引き離すのではなく、常に近い距離で走行しているが前方をとり続け、結局勝ってる、がベスト。開始時点ではnpc5台より後ろの位置でスタートだが、この5台が敵対組織の追っ手で、それぞれ「ピラフ」「ナポリタン」「鯖味噌」他二つは原作やその他から好きなものを選ぶ。例えば007のスペクターの逃走シーンはとても良いが、近い作品の慰めの報酬のopシーンは、すごいことが起こっているのだが何が起こっているのかよく分からないシーンとして有名だ。それなら、グレイブシリーズよりは荒いクオリティだがよくできてるピアースシリーズのダイアナザーデイやワールドイズノットイナフ等のカーシーンの方がよく分かりやすい。余りにもすごい事をしようとしすぎてわけの分からなくなっている慰め報酬op。gt6ではそれを目指したい。